2009年04月13日

キ / 「3.141592653589793238462643383279502884197」

三時のおやつの
点心を
一口頬張ったところで
四輪駆動車に
一蹴されて
五臓を撒き散らす猫。

九つの魂を持つと言われるけれど
二度咲きの薔薇のように
六時のご飯までには
五体満足で
三途の川のほとりにて車にひかれた猫草となる。

五体満足?両手両足頭だから尾が欠けている。
八重歯かと思ったら猫犬歯が重なっている死。

九尾の狐ならそう名乗れないし、( Yes, I know a number. )
七面鳥なら顔がないようなものだし、
九官鳥なら物真似しないようなもの。

三光鳥の抜けた尾でも付けようかと探すけれど
二っちも
三っちもいかず
八方塞がりで

六時中さ迷っても
二口虫や
六連星、
四不像といった尾らしきものばかり。でも…
三者
三様なんだ。

八方破れでヒゲは折れ曲がり尾がなくても
三味線にならず
二酸化炭素を増加させない
七不思議的車にひかれた猫。

九界において道路のタイヤ跡の黒い
五線譜に
零れた
二つの光らぬ目は

八と手を叩いて笑っているようで
四つ葉を見つけて
一つ、
九折の道に赤、橙、黄の内臓と、緑、青、藍、紫の草花で
七彩を施す。
posted by mistoa at 17:50| Comment(0) | TrackBack(0) | mistoa vol.6 archives | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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