
ひとつ大きな仕事をこなして
たまってた資料の整理も終わって
でも満足感はない 脱力感だけが残された
ああ コーヒーも冷めたなぁ
たまたま付けたテレビで
桜舞い散るって歌が流れてた
そういやそんな季節だ
出会いと別れの花が咲く
ああ こんな時期もあったなぁ
あの頃よりも上手に笑えるようになったけど
無邪気な笑顔を披露する機会は減ったかな
どうだろう
ただ分かることは
変わってしまったって
それくらいありきたりな答えだけだよ

ワサビの辛さに慣れたとはいえ
たまに甘いものを舐めたくもなる
味にうるさくなったが
妥協することも増えたかな
まあ なんでもいいやって
映画や音楽に浸ってみても
違いがあまり分かんなくなってきた
お決まりの台詞
お決まりのメロディを飽きもせず
まあ それでもいいやって
些細なことで涙がこぼれるようになったけど
ひと眠りすると 流した理由を忘れてしまう
なんでかな
今日も誰かが
ニュースで死を告げられる
その奥に潜む哀しみさえ 安っぽい

鳥の鳴き声に夜明けを教えられて 窓を開けた
幼い僕も見ていた あの日と同じしたたり
世界を溶かした

にがいもの 渋いものばかり運ばれてくるような
気もしてるけど
大好きなものを最後までとっておくクセは
なおしてないんだ
もうやめちまおうか
意味なんてないんだろうって
お決まりのジョークを飽きもせず
いまも思い出すと親の声を聞きたくなり
胸が苦しくなるけど
君が笑えばつられてほほえんでしまう
そういやそうだな
ただ分かったことは
僕は僕のままだって
それくらいありきたりな答えだったよ
肩こってるかな
マッサージしてほぐそうか
それくらい単純な答えなんだよ

朝になったら
コーヒーあたためよう
もう一度美味しく飲めるといいな

